このような方へ
下記の症状に当てはまる方
鍼灸師になってよく聞かれる質問の一つに、「鍼灸って何に効きかますか?」があります。
「何でも効きます!」と即答したいのですが、正直なところ、鍼灸は何にでも効く訳ではありません。(これはあくまで私見です)
私自身これまで様々な症例を経験し、鍼灸の効果を実感していますが、現代医学同様に東洋医学も決して万能ではありません。
下記にWHOの見解としての鍼灸適応症を記載していますが、まずはメール、お電話等で現在のお身体の状態をご相談下さい。
また症状によっては、病院の受診をお勧めすることもありますので、ご了承下さい。
最近 “何だか” 調子の悪い方
何だか調子が悪いけど、病院に行くほどではない。
実際に病院に行ったけど、異常はないと言われた。
東洋医学では、このような病気一歩手前の状態を「未病」と言いますが、この「未病」時にこそ治療することが必要です。
鍼灸はその“何だか”を解消するのに最適な治療法です。
リラックスしたい方
鍼には、セロトニンなどリラックス効果の高いホルモン分泌を促す作用があり、ストレス性の症状には非常に有効です。
またお灸に使われるモグサの含有成分チネオールは、鎮静効果が強いとも言われています。
健康増進したい方
何か不調の時だけ受けるのが、鍼灸だと思っていませんか?
むしろ元気で健康な時こそ治療することが大切です。
鍼灸をマイナスからゼロではなく、ゼロからプラスの健康増進にお役立て下さい。
このような症状の方へ
運動器系
腰痛、頚肩こり、五十肩、頚肩腕症候群、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、 腱鞘炎、ばね指、関節炎、リウマチ、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)、スポーツ障害など
神経系
神経痛、神経麻痺、頭痛、歯痛、筋肉痛、痙攣、めまい、不眠症・神経症、自律神経失調症、ノイローゼ、しゃっくり、ヒステリー、脳卒中後遺症など
消化器系
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)、胆嚢炎、肝炎、 胃・十二指腸潰瘍、痔疾、肝機能障害、胆石症、口内炎、口角炎など
循環器系
高血圧症、低血圧症、動脈硬化症、動悸、息切れ、心臓神経症など
呼吸器系
喘息、気管支炎、咳・痰・声のかすれ、風邪予防など
泌尿・生殖器系
膀胱炎、尿道炎、頻尿、尿閉、慢性腎炎、ネフローゼ、性機能障害、陰萎、子宮脱など
内分泌系
糖尿病、バセドウ氏病、痛風、脚気、貧血症など
耳鼻咽喉系
中耳炎、耳鳴り、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、蓄膿症、咽喉頭炎、扁桃炎、声枯れなど
眼科系
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい など
婦人科系
月経痛、月経不順、更年期障害、乳腺炎、つわり、のぼせ、不妊症、流産癖、逆子など
小児科系
小児神経症(夜泣き、疳の虫、夜驚、消化不良、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質など
※WHO(世界保健機構)より